☆子育て/療育

療育通い:就学までの段取り① (小学校の1回目相談のアポ)

ナミ麻呂の息子は一歳半検診の時に発達障害の疑いがあると判断され、そこから療育に通っています。
翌年は小学校へ入学する頃になると就学に向けた相談事が多くなり、妻は(ときにはナミ麻呂も)頻繁に小学校、幼稚園、自治体施設に通うようになったのです。

自治体によって事情は異なるかもしれないので注意はしていただきたいですが、
ナミ麻呂一家の段取りをあげていきたいと思います。

そもそも、なぜ就学に向けた段取りが必要か?という点ですが、
それは入学後のクラスをどうするか?を決めるためです。
考えられる選択として、以下が挙げられます。

  • 通常級(普通級)
  • 通級
  • 支援級(交流学級も)

仮に支援級や通級を希望したところで、就学する小学校に設置がされていなければ
設置を要望する必要があります。
また、就学する小学校に支援級があったとしても、情緒クラスなのか知的クラスなのかなど、保護者が想像していたクラスと違っている可能性もありますので、必ず就学前に小学校に連絡し相談をした方が良いのではないかと考えます。

ナミ麻呂の場合、地域の療育センターや療育施設の講習で事前に小学校と相談をすることを知りましたが、そういったコミュニティに属していなければ就学前に小学校に相談するような知恵が湧かないことは容易に想像できるので、そのことを考えるとゾッとします。

さて、最初の動き出しですが保護者が小学校に電話をし
教頭先生の都合の良い日を聞きアポイントメントを取ることからスタートです。
時期は5月連休明けから6月末までの間が良いとナミ麻呂は言われました。
(おいおい、この時期がが良い理由もわかりました。)
学校側へは子供が療育に通っていることを伝えた上で、

  • 支援級や通級も考えている点
  • 小学校の支援級や通級の設置状況(設置がされていない場合は要望)既に設置がされているようであれば見学希望
  • 支援級の種類(情緒、知的、視覚、聴覚などなど)
  • 見解も聞かせて欲しい旨(メリ/デメ、保護者の責任、先生からの助言など)

などをお伝えし、学校側の都合が良い日に訪問し相談をしたい希望を伝えます。
ナミ麻呂の場合は、数日後に学校側から日時の指定があり無事アポを取ることができました。
ここで注意ですが、学校の先生はとても忙しいので保護者の都合をゴリ押ししてはいけません。

あと、学校の先生は教育者なので多くの子供と接してきており教育の知識や経験も豊富なので客観的な観点で助言をしてくれることがありますが、あくまでも責任を持って決定するのは保護者です。その自覚を持って臨む必要があります。

ただ、明らかに普通級ではやっていけないと思われる子には強く勧めることもあり、
その場合、保護者が無理してでも普通級に入れさせたい意向を持たれていると、
とても揉め、しこりが残るといった話もたまに療育施設の講習などで聞くことがあります。
また、協議の結果、目的の支援級が設置できず、隣の学区の小学校に通うことになる場合もあるそうです。

無理に希望のクラスや地域の小学校似通わせるために、
子供の特性から背伸びをしてしまうと、かえって子供が辛くなってしまう場合もあるので、
我が子は贔屓目で見てしまいがちなので難しいですが、保護者においても極力冷静でかつ客観的に見なければいけないという点も注意しなければならず、また難しい点でもあります。