ナミ麻呂は過去に香港の銀行口座をもってました。1番有名な銀行です。
そしてある時メリットがなくなったことに気づき解約しました。
契約した当初は香港の投資助言会社を通じて積立を始めたこともあり以下のメリット感じ、口座を開いたときは自分が特別な人間になったかのような気がしました。
・複数の通貨に迅速に安く両替ができる。
・オンラインで海外送金ができて楽。
・日本でも日本円で引き落としができる
・現地の証券会社と紐づけることで海外の株に投資ができる。
・銀行で金融商品が購入できる。
香港在住の人なら口座を持つなんて当たり前のことだろうと思いますが、当時は橘玲氏の著書をよく読んでいたこともあり、香港の銀行口座は万能なもののような錯覚をしていました。
しかしながら、その後香港の積立投資が全く含み益を生まず、日本国内の銀行や証券会社のサービスが拡大したため、日本居住の会社員であるナミ麻呂には香港の銀行口座を持つ意味がないと感じていきます。
- 香港での入出金をする機会がなくなった。
香港の積立投資を解約することとなり、香港での取引がなくなったこと。
※リーマンショック直後から始めたのにもかかわらず、5年以上運用して全く含み益がでない。 - 日本の金融機関でも良いサービスがうけられるようになった。
日本の銀行やfxの現受機能を使うことで、香港の銀行よりも安く両替ができ、良い利回りで預金ができる。 - 日本の証券会社でも安い手数料で外国株が購入できるようになった。
- 海外送金の手数料も日本の銀行から送金するの変わらない。
- ルールが変更機会が多く、維持が手間。
遠隔地、かつ外国語ということで、維持をするために少し時間を使います。
香港の銀行だと金の現物が売買できるそうなのですが、金の現物を持っててよかったと思う場面が思い浮かびません。強いてあげれば所有欲を満たしてくれることでしょうか。
実はナミ麻呂が知らないだけで、香港の銀行口座を活用し資産を増やせる手段があるのかもしれませんが、ナミ麻呂の知人の中では香港の銀行口座を活用している人はいないです。
おそらくですが、経済規模が小さく政情が不安定な国への投資をするには香港の銀行口座が便利なのかもしれません。
ナミ麻呂が口座を解約するときに香港の投資助言会社の方から「香港の銀行口座を解約する者は愚か者だ!」とか「小者だ!」言われてしまいましたが、これまで彼らに口座の活用方法を示してもらったことがないので、そこまで攻撃的なことを言われても後悔は皆無です。
投資助言会社の人たちは投資商品の販売コミッションで儲かるので投資商品を勧めるますけど、彼らが紹介した投資商品によってインデックス以上の利益をあげた人に会ったことがありません。
投資助言会社が提示するのはだいたい以下の2点なので、
ちょっとこれでは口座を持つ動機として弱く感じます。
ひょっとしたら投資助言会社の方は美味しい投資案件に出会えているのかもしれません。そうであったとしても、ナミ麻呂のようなザ中間層の会社員が助言会社側にはいけないので、彼らにとってナミ麻呂のような人たちは鮎を獲ってくる鵜飼の鵜、もしくは畑の養分のような存在なのかもしれません。
ナミ麻呂が知らないだけの懸念はありますが、以下今の結言です。
今時点は日本居住者かつ日本で働いていて、香港や中国に投資をしていないナミ麻呂のような蓄えが少ない労働者は、香港の銀行口座を持つメリットはこれといってない。
強いてメリットをあげるとしたら、経済規模が小さく金融システムが未熟な国に投資するときは便利なのかもしれないとは思います。