ナミ麻呂は簡単な資格を少し持っております。
その中でも、難易度は高くなく勉強期間も短いにも関わらずとても有用性のあると思ったものは日商簿記二級です。
ナミ麻呂は会社員ですが業種はエンジニアなので帳簿をつけることはしません。
それでも公私共に有用な知識が得られた資格だと思っています。
会社員の仕事で有用だと思った場面を挙げると、
- 原価と売価のイメージがつき、分析によって低減方法を提案できる。
- 損益分岐点が計算できるようになる。
- キャッシュフローに重きを置けるようになり、打切るべき製品の選択に迷わない。
私生活でいえば、
- 投資判断をする上での基準が持てる。
という点です。
具体的に挙げると
株であれば投資先の営業利益率や営業キャッシュフロー、負債などの判定基準を設け投資先を判断できます
以前書いたブログに株の投資先について以下考えを記載しましたが、
そのうち、
②高配当銘柄、
③利益率が高く負債が少ない銘柄
の選定には大いに役に立ちます。
不動産や事業であれば、ローンを返済し税金を支払った後にキャッシュが残るのか?仮に事業が思惑通りに行かなかった場合に資本金は何年持ちそうか?など計算がし判断ができるようになります。
と偉そうに書きましたが、ナミ麻呂は15年以上前に資格の学校TACに3万円くらい支払って簿記の講座をうけ、日商簿記二級をとりました。
勉強するまでは「簿記って商業高校で習う科目でしょ?」と、工学部出身のナミ麻呂には関係ない科目だと思っていましたが、勉強してみて「経済活動をするための知っておくべきことだ」と思いなおしました。
さらに、税理士や会計士になって知識を得られれば世界が変わるのかもしれませんが、そうなると会計士という士業が本職となってしまいそうなので、士業を目指していないのであれば、そこまで時間をかけて資格の勉強をする必要はないと個人的には思っております。有用だからといって専門家にならないのに勉強を続けて時間を浪費しないように気をつけたいとは思います。
とはいえ、数字が極端に苦手な人も世の中にはいるので「誰でも簡単に」と書くと語弊はありますが、生きていく上で役にたつ知識だと思うため、子供達に薦めたい資格の第一位です。
おまけ
勉強の仕方と期間ですが、参考書と問題集を購入し独学で勉強してもOKですし、
資格の学校などに数万円支払い、週1回の口座を3ヶ月うけるのもOKです。
テキストの冊数は、
3級はテキストと問題集が各1冊(計2冊)
2級はテキストと問題集が各2冊 (工業簿記と商業簿記で合計4冊)
あり、独学であればテキスト、問題集の代金都受験料だけで済むので安価ですが、
仮に資格講座を受けてもそんなに高額ではないし、決められた期間で終わるので、
独学よりも講座を受けてきっちりやり切った方がよいとナミ麻呂は思っております。